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2020/11/11

  • プレスリリース

2021年3月期 第2四半期 決算説明会 質疑応答集

この質疑応答集は、11 月 5 日(木)に開催したアナリスト・機関投資家向け決算説明会にて、ご出席の皆様からいただいた主なご質問をまとめたものです。
理解促進のために一部内容の加筆修正を行っております。

 

Q. 医療費用保証について今後成長のための施策や方向性を教えてください。
A. 医療費用保証については、大手損害保険会社との提携商品である「連帯保証人代行制度スマホス」(以下、スマホス)とリネンサプライ事業者との提携商品(以下、保証付き入院セット)の二つで開拓を進めております。スマホスは年間契約で病院から保証料を頂き、入院患者様をプリセットで保証する商品で、保証付き入院セットは入院セットをご利用いただいた入院患者様を保証するという商品です。双方大きなニーズがあることを実感しており、今後もスマホス及び保証付き入院セットを強く推進していきたいと考えております。

Q. 医療費用保証での東京海上日動社・損保ジャパン社との提携について、両社がカバーしている病院数などを教えてください。
A. 保険契約等において両社は多くの病院をカバーしていると認識しております。保険会社との提携により、多くの病院へ医療費用保証をご案内することが可能になると考えております。

Q. スマホスの「到達可能な市場規模」と「将来的に目指せる事業利益率」について教えてください。
A. 当面到達可能な市場規模は全体の 2 割程度を目指しております。全国には約 8400 の病院があるため、2 割だと約 1700 病院となります。当社の試算ではスマホスの平均保証料は 700 万円であるため一つの通過点として 100 億円を達成したいと考えております。病院の経営課題である未収金は今後重視されていくと考えられるため、さらなる上積みに努めてまいります。
事業利益率については 15%程度が目標のベンチマークになると考えております。

Q. 家賃債務保証とソリューションの 2Q の売上が 1Q より下がっているのはなぜですか。
A. 要因としては 2 点あります。1 点目は C&O サービスについて、一部保証として契約を引き受ける流れがあり、ソリューションの代わりに家賃債務保証の売上が増えているということがあります。2 点目は家賃債務保証売上を分割計上している影響です。1Q 2Q とも保証売上は好調に推移したものの、期間分割計上しているため売上は契約時に一括ではなく契約期間で按分して計上されます。そのため、2Q の売上は減っているように見えますが、その分前受収益が対前年で大きく増えており、年間では概ね見通しの範囲内になるかと思います。

Q. 新型コロナウイルスによって M&A の姿勢に変化はありますか。
A. M&A の姿勢について変更はございません。以前からお伝えしている通り、規模を大きく見せるだけの M&A は考えておりません。ご一緒させていただく企業とのシナジーを鑑み、当社にとっても相手にとってもいい選択であると認識できて初めて、良好な M&Aになると思っております。そのため、慎重でありつつも、積極的に検討を進めることを一貫しております。

 

今後もイントラストは総合保証サービスのリーディングカンパニーとして専門性やノウハウを最大限活用し、ビジネスの拡大を図って参ります。